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私はアロマテラピーの歴史でこの香水について学び、今回調香の授業で実際の香りに触れた「王妃の水」と呼ばれるサンタ・マリア・ノヴェッラのオーデコロンを我が家にも1本揃えてみました!
王妃の水


香りを語る中で1221年に始まった世界最古の薬局、サンタ・マリア・ノヴェッラと、中でも歴史的意味を持つこの「王妃の水」はあまりにも重要で、香りそのものがベルガモットの香りと共に、ヨーロッパの歴史を漂わせています。

中世のフィレンツェはメディチ家の隆盛により世界で類を見ない豊かな都市となりました!
中でも15世紀にフィレンツェを統治したメディチ家のロレンツォ・ディ・メディチは豊かな財政を背景に、フィレンツェ文化を花咲かせ、サンタ・マリア・ノヴェッラもこの豊かなフィレンツェ文化の中で生まれ、ドミニコ修道会の教えを基に「香りと癒し」を発展させたといわれています。

17世紀に入り正式に薬局としての活動をはじめたサンタ・マリア・ノヴェッラの名声はフィレンツェ内にとどまらず世界へと知れ渡るようになります。17世紀当時の顧客リストには、ヨーロッパの王侯貴族の名前も多く記され、18世紀には遠くインドや中国への輸出も始まり、多くの製品と共にまさに時代の象徴となったのです。

そもそもメディチ家自体が薬や香料、香辛料などの商売で財を成した一族であり、“Medici”は後に“薬・医療 Medicine”の語源ともなっているんですよ!

サンタ・マリア・ノヴェッラとメディチ家との関係は深く、16世紀、カテリーナ・ディ・メディチがフランスのアンリ2世へ嫁いだ際に、特別に調合された「アックア・デッラ・レジーナ」(Acqua della regina)は、カテリーナ王妃によりフランスにもたらされ、その後ブルボン王朝の貴婦人たちの間で大流行したそうです。
この香りこそが「王妃の水」と呼ばれ、現在まで生産されている「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の香りであり、現在のオーデコロンの起源といわれています。

オーデコロンという名称は、旅商人のジョヴァンニ・パオロ・フェメニスが、旅の途中に立ち寄ったサンタ・マリア・ノヴェッラ教会で、修道尼より手に入れたといわれるこの「王妃の水」のレシピとともに、1725年にコローニア(ケルン)市で香水の生産を始め、この地名から「アックア・ディ・コローニア(イタリア語/Acqua di colonia)」(仏語オーデコロンEau de Cologne=ケルンの水)と名付けたのが、由来とされています。

さらに、その秘密のレシピが渡り続け、生産が続けられ、現代にもこの香りが存在しているというわけです。
トップにはベルガモット、オレンジが、その後ラベンダー、ローズマリーが香るリフレッシュな香りです。

「王妃の水」・・・今もなお製造し続けられる芸術品なのです


 

 

 

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テーマ:歴史
ジャンル:学問・文化・芸術
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